「世界で一番ビットコインを持っている会社ってどこ?」
「メタプラネットは世界で何位?」
最近は企業がビットコインを大量に購入するニュースが増え、このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
実は現在、世界中の上場企業が保有するビットコインは100万BTCを超え、その中心にいるのが「ビットコイン・トレジャリー企業」と呼ばれる企業です。
そして、日本企業のメタプラネットは、世界ランキングでもトップクラスまで急成長しています。
この記事では、
- 世界の企業ランキング
- 各企業がなぜビットコインを買うのか
- メタプラネットが注目される理由
を初心者向けにわかりやすく解説します。

2020年以降、世界中の企業がビットコインを資産として保有し始めました
その規模は今や全発行量の約6%に達しています。
企業がビットコインを保有する時代

2026年7月時点で、世界の上位100社の上場企業は計126万4,867BTCを保有しています。これはビットコインの最大供給量2,100万BTCの**約6.02%**に相当します。
上場企業全体のBTC保有(2026年7月時点):
・上位100社合計:約126万4,867BTC
・全供給量比:約6.02%
・1位ストラテジー単独:約84万7,363BTC
(上位100社の約67%を1社で占める)
👉 出典:BitcoinTreasuries.net(2026年7月3日時点)

1位のストラテジーだけで全上場企業の保有量の3分の2を占めています
それくらい突出した存在です
世界企業BTC保有ランキング TOP10

| 順位 | 企業名 | 保有量(概算) | 本拠地 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ストラテジー(旧MicroStrategy) | 約84万7,363BTC | アメリカ |
| 2位 | トゥエンティワン・キャピタル | 約4万3,514BTC | アメリカ |
| 3位 | メタプラネット | 約4万3,000BTC | 日本 |
| 4位 | マラ・ホールディングス | 約3万6,303BTC | アメリカ |
| 5位 | ビットコイン・スタンダード | 約3万21BTC | アメリカ |
| 6位 | ブリッシュ | 約2万4,300BTC | アメリカ |
| 7位 | ストライブ | 約1万9,864BTC | アメリカ |
| 8位 | SpaceX | 約1万8,712BTC | アメリカ |
| 9位 | コインベース | 約1万6,492BTC | アメリカ |
| 10位 | ライオット・プラットフォームズ | 約1万5,680BTC | アメリカ |
※保有量は随時変動します。最新情報は各社IRおよびBitcoinTreasuries.netをご確認ください。
1位:ストラテジー(旧MicroStrategy)
企業としての世界最大のビットコイン保有者
ストラテジーは、2020年以前は「データ分析のソフトウェア会社」でした。それが今では「ビットコインを84万枚以上持つ会社」として世界中から認知されています。
その転換点は2020年8月。マイケル・セイラー会長の判断で余剰資金2億5,000万ドルをビットコインに投資したことから始まりました。
以来、株式・社債・優先株の発行で資金を調達し、買い増しを続けた結果が現在の約84万7,363BTCです。

ストラテジーの保有量がどれだけ突出しているか:
1位 ストラテジー:約84万7,363BTC
2位〜10位 合計:約24万BTC
→ 1位だけで2位〜10位の合計の約3.5倍

1位のStrategyだけで世界中のビットコイン約4%を保有しています
👉 詳しくは「DAT企業とは?ストラテジー社がビットコイン価格に与える影響を解説」
2位:トゥエンティワン・キャピタル
ソフトバンクが出資する新興BTC企業
トゥエンティワン・キャピタルはソフトバンクグループ・Bitfinex・Tether(テザー)が出資し、2025年に設立された新興トレジャリー企業です。設立から短期間で4万3,514BTCを保有し世界2位まで急上昇しました。「21ミリオン(2,100万BTC)」という発行上限に由来する社名も話題になりました。


孫正義さんが絡む会社が世界2位
日本との意外なつながりです
3位:メタプラネット(日本)
日本企業として唯一のトップ3入り
もともとホテル運営会社だったメタプラネットが、2024年4月にビットコイン戦略へ転換。わずか2年で世界3位の企業保有者に躍り出ました。
2026年末に10万BTC・2027年末に21万BTCという目標を掲げており、今後さらに上位を狙う可能性があります。

日本の東証スタンダード市場上場の会社が世界3位
👉 詳しくは「日本のトレジャリー企業とは?」
4位:マラ・ホールディングス
マイニング企業からトレジャリー企業へ
マラ・ホールディングスはビットコインのマイニング(採掘)企業です。マイニングで得たBTCを売却せずに保有し続けることで、約3万6,303BTCを積み上げました。マイニング企業ならではのアプローチです。
8位:SpaceX(イーロン・マスク)
宇宙企業がビットコインを保有
イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業SpaceXも約1万8,712BTCを保有しています。宇宙開発企業がビットコインを財務資産として保有しているという事実は、ビットコインの資産としての認知度の高まりを示しています。


ロケットとビットコイン
どちらも「まだ先の話だよ」と言われていた時代がありました
ブラックロックはなぜランキングに入らないのか?
このランキングを見て「ブラックロックは?」と思った方も多いと思います。
実はブラックロックは「ETF(上場投資信託)の運用会社」として約76万BTC超を管理しており、企業が自社の財務資産として保有するトレジャリー企業とは性格が異なります。そのため上場企業ランキングには含まれていません。

整理すると:
【企業トレジャリー(ランキング対象)】
ストラテジー・メタプラネットなど
→ 自社の財務資産としてBTCを保有
【ETF運用(ランキング対象外)】
ブラックロック・フィデリティなど
→ 投資家から集めたお金でBTCを保有・管理
→ ETFへの資金流入=BTCの買い圧力になる

どちらも市場への影響力は絶大です
ETFについては別記事で詳しく解説しています
👉 詳しくは「ビットコインETFとは?価格が上がる仕組みをわかりやすく解説」
なぜ企業はここまでビットコインを買うのか?
理由はシンプルです。企業は以下を目的にビットコインを保有しています。
企業がBTCを保有する主な理由:
・インフレ対策(現金の価値低下を防ぐ)
・長期資産として保有(デジタルゴールド)
・株主価値の向上(BTC上昇で株価も上昇)
・将来の値上がり期待
・ステーキング・レンディングによる収益(一部)
特に近年はETFの登場によってビットコインへの信頼が大きく高まり、企業による大量購入が世界中で広がっています。

「現金で置いておくよりビットコインで持っていた方が価値が守れる」という考え方が世界中の経営者に広まっています
今後の見通し
現在、弱気相場でも積み上がる一方、保有量が一部の大企業に集中しているため、ストラテジーなど主要保有企業の資本運用の変化が市場心理に大きな影響を与えると指摘されています。
一方で企業によるBTC保有は今後も拡大が見込まれており、総供給量の10%を超える日も遠くないとの見方もあります。

企業が買い続ければ市場に流通するBTCはどんどん少なくなります
発行上限2,100万BTCの希少性はさらに高まっていきます
まとめ
- 上場企業TOP100社で約126万4,867BTC保有・全供給量の約6.02%(2026年7月時点)
- 1位ストラテジーが約84万7,363BTCで圧倒的首位・2位以下を大きく引き離す
- 2位トゥエンティワン・キャピタル(ソフトバンク出資)が約4万3,514BTC
- 3位メタプラネット(日本)が約4万3,000BTC・日本企業唯一のトップ3入り
- ブラックロックはETF運用のため企業トレジャリーランキングとは別カテゴリー
- マイニング企業・宇宙企業・金融機関など保有企業の業種は多様化が進んでいる

ランキングを見ると暗号資産市場の地図が見えてきます
次は国家ランキングも確認してみましょう
👉 世界一ビットコインを持っている国ランキング【2026年最新版】(次の記事)



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