DEXとCEXの違いとは?CEXの読み方や暗号資産取引所の仕組みを初心者向けに解説

はじめての暗号資産

「CEXってなんて読むの?」
「DEXとCEXって何が違うの?」
「暗号資産を買うなら、どっちを使えばいい?」

暗号資産について調べていると、「CEX」「DEX」という言葉を目にすることがあります。
アルファベット3文字なので、初めて見たときはそもそも読み方すらよくわからないですよね。

先に答えると、CEXの読み方は「セックス」「シーイーエックス」、DEXの読み方は「デックス」が一般的です。

そしてこの2つはどちらも暗号資産を取引するために使われますが、誰が資産を管理するのか、取引の仕組み、使いやすさなどに大きな違いがあります。

今回は、CEXの読み方から、DEXとCEXの違い、それぞれのメリット・注意点まで初心者向けにわかりやすく解説します!

CEXとは?読み方は「シーイーエックス」

CEXでは企業が運営する取引所にユーザーが資産を預けて暗号資産を取引する仕組みの図解
CEXでは企業が運営する取引所にユーザーが資産を預けて暗号資産を取引する仕組みの図解

CEX(Centralized Exchange)とは、企業などの運営主体が存在する「中央集権型取引所」のことです。

国内の暗号資産取引所の多くは、このCEXに該当します。

CEXの読み方は?

CEXの読み方としては「シーイーエックス」が主流です。

ただ、暗号資産界隈では、たまーに強靭なメンタルの持ち主が「セックス」と呼んだり、「ケックス」と読んだりすることもあります。
とはいえ身内の会話なら、読みたいように読んでも通じればOKでしょう。

どうしても「セックス」と呼びたい場合は、語尾の「クス」を少し尻上がりに発音すると、心なしかスケベ感が薄まります。
たぶん。

サトシ(偽)
サトシ(偽)

人前で堂々と「セックス」と読めるようになったら、暗号資産中級者……ではありません

※この先はわかりやすさ重視で、便宜的にCEX(企業運営型取引所)と呼んでいきます。

CEX(企業運営型取引所)では、ユーザーが日本円や暗号資産を取引所に預け、取引所側が管理するのが一般的です。

イメージとしては、
「ユーザー」→「取引所に日本円を入金」→「取引所の中でビットコインなどを購入」
という流れです。

国内の暗号資産取引所なら、銀行口座から日本円を入金して、そのままビットコインなどを購入できます。
購入した暗号資産も取引所の口座で保管できるため、一般的な金融サービスに近い感覚で利用できます。

サトシ(偽)
サトシ(偽)

「会社が運営している取引所に口座を作って取引する」のがCEX、と覚えるとわかりやすいですね

DEXとは?読み方は「デックス」

DEXでは自分のウォレットを接続して暗号資産を取引する仕組みの図解
DEXでは自分のウォレットを接続して暗号資産を取引する仕組みの図解

DEX(Decentralized Exchange)とは、特定の企業が取引を一元管理しない「分散型取引所」のことです。

DEXの読み方は?

DEXの読み方は、一般的に「デックス」です。

CEXのように一文字ずつ「ディーイーエックス」と読むよりも、「デックス」とまとめて読むのが一般的です。
CEXより読み方は平和です。

※この先はわかりやすさ重視で、便宜的にDEX(ウォレット型取引所)と呼んでいきます。

DEX(ウォレット型取引所)では、MetaMaskなどの自分のウォレットを接続し、ブロックチェーン上のスマートコントラクトなどを利用して暗号資産を取引するのが一般的です。

CEX(企業運営型取引所)のように「取引所に口座を作る→日本円や暗号資産を預ける→取引所の中で売買する」という使い方とは少し違います。

DEX(ウォレット型取引所)では、
「自分でウォレットを用意する」→「DEXにウォレットを接続する」→「ウォレット内の暗号資産を使って取引する」
という流れが基本です。

代表的なDEXとしては、Uniswapなどがあります。
また最近では、暗号資産同士を交換するだけでなく、無期限先物(Perpetual Futures)を取引できる「Perp DEX」と呼ばれるサービスもあります。Hyperliquidなどがその代表例です。

サトシ(偽)
サトシ(偽)

CEXは「取引所にログイン」、DEXは「ウォレットを接続」。まずはこのイメージでOKです

DEXとCEXの違いを比較

DEXとCEXの資産管理・利用方法・日本円入金・使いやすさなどの違いを比較した図解
DEXとCEXの資産管理・利用方法・日本円入金・使いやすさなどの違いを比較した図解

CEX(企業運営型取引所)とDEX(ウォレット型取引所)の一番大きな違いは、「誰が資産を管理するのか」です。

ざっくり比較すると、次のようになります。

比較項目 CEX(企業運営型取引所) DEX(ウォレット型取引所)
正式名称 Centralized Exchange Decentralized Exchange
読み方 シーイーエックス デックス
日本語 中央集権型取引所 分散型取引所
主な利用方法 取引所に口座を作る ウォレットを接続する
資産管理 取引所に預けるのが一般的 自分のウォレットで管理するのが一般的
利用開始 口座開設・本人確認など ウォレット接続など
日本円の入出金 対応している場合が多い 基本的に非対応
操作性 初心者でも比較的使いやすい ウォレットなどの知識が必要
秘密鍵 基本的に取引所側が管理 基本的に自分で管理
困ったとき サポートを利用できる 自分で対応する場面が多い

かなり簡単にまとめるなら、CEX(企業運営型取引所)=企業が運営する取引所に資産を預けて取引するDEX(ウォレット型取引所)=自分のウォレットを接続して取引するという違いです。

たとえば、CEXは銀行や証券会社のサービスに近いイメージです。自分のアカウントを作り、そこへ資金を入れてサービスを利用します。
一方、DEXは、自分で持っている「暗号資産のお財布」をサービスにつないで、その財布から取引するようなイメージです。

初心者のうちは、この違いを覚えておくだけでも十分です。
ただし、DEXにもさまざまな仕組みがあり、すべてのサービスがまったく同じ構造というわけではありません。

サトシ(偽)
サトシ(偽)

CEXは「お店にお金を預けて取引」、DEXは「自分の財布を持ったまま取引」と考えるとイメージしやすいですね

CEXのメリット・注意点

CEXは初心者でも使いやすい一方で取引所に資産を預ける必要があることを示した図解
CEXは初心者でも使いやすい一方で取引所に資産を預ける必要があることを示した図解

CEX(企業運営型取引所)の大きなメリットは、暗号資産初心者でも比較的利用しやすいことです。

国内の暗号資産取引所なら、
・銀行口座から日本円を入金する
・ビットコインを購入する
・購入したビットコインを保有する
・必要になったら売却して日本円に戻す
といった一連の操作を、ひとつのサービス内で完結できます。

パスワードを忘れた場合の再設定や問い合わせ窓口などが用意されていることも多く、一般的なWebサービスに近い感覚で利用できます。

一方で、資産を取引所側に預けることになるため、取引所のセキュリティや運営状況に影響を受けます。
過去には、暗号資産取引所へのハッキングや経営破綻によって、ユーザーが資産を失ったり、引き出せなくなったりした事例もあります。

暗号資産の世界には、「Not your keys, not your coins(秘密鍵を持っていなければ、本当の意味で自分のコインではない)」という言葉があります。
CEXは便利ですが、自分の資産管理の一部を取引所へ任せているという点は理解しておきたいところです。

サトシ(偽)
サトシ(偽)

便利さと引き換えに、「取引所を信頼して預ける」という部分があるわけですね

DEXのメリット・注意点

DEXでは自分のウォレットで資産を管理できる一方、秘密鍵や送金操作も自己管理になることを示した図解
DEXでは自分のウォレットで資産を管理できる一方、秘密鍵や送金操作も自己管理になることを示した図解

DEX(ウォレット型取引所)の大きな特徴は、自分で暗号資産を管理しながら取引できることです。

CEXのように取引所へ資産管理を任せるのではなく、自分のウォレットを使ってサービスを利用します。
また、DEXでは、CEXでは取り扱われていない暗号資産を取引できたり、DeFiと呼ばれるさまざまなオンチェーンサービスへアクセスできたりすることがあります。

一方で、自由度が高い分、自己管理の責任も大きくなります。

たとえば、
シードフレーズや秘密鍵を紛失する
・偽サイトにウォレットを接続する
・詐欺トークンを購入する
・間違ったネットワークやアドレスへ送金する
・悪意のあるスマートコントラクトを承認する
といったトラブルには、自分で注意しなければなりません。

CEXならサポートへ問い合わせられるケースでも、DEXでは自分で対応しなければならない場合があります。
「自分で管理できる」というメリットと、「自分で管理しなければならない」というデメリットは表裏一体です。

サトシ(偽)
サトシ(偽)

自由度が高い代わりに、自己責任の範囲も広くなるのがDEXですね

自分のウォレットを持っておきたい方は、シードの管理をアプリで手軽にできる「HashPort Wallet」もチェックしてみてください👇

DEXならハッキングされない?

CEXとDEXではそれぞれ異なるセキュリティリスクがあることを示した図解
CEXとDEXではそれぞれ異なるセキュリティリスクがあることを示した図解

「DEXなら自分で資産を管理するから安全」と考えるのは少し危険です。

確かに、自分で秘密鍵を管理するタイプのDEXなら、CEXのように取引所へ秘密鍵の管理を任せる必要はありません。
しかし、DEXにはDEXならではのリスクがあります。

たとえば、スマートコントラクトの脆弱性が悪用されたり、DEXの公式サイトを装ったフィッシングサイトへ誘導されたりする可能性があります。
また、自分のウォレットのシードフレーズや秘密鍵が第三者に知られてしまえば、ウォレット内の資産を失う可能性もあります。

そのため、「CEX=危険」「DEX=安全」という単純な関係ではありません。
CEXでは取引所側の管理やセキュリティ、DEXではウォレット管理やスマートコントラクトなど、それぞれ注意すべきリスクの種類が違うと考えた方がわかりやすいでしょう。

サトシ(偽)
サトシ(偽)

DEXにすれば全部安全、というわけではありません。守る場所が変わるイメージですね

初心者はDEXとCEXどちらを使えばいい?

初心者はCEXから始め、必要に応じてDEXへステップアップする流れの図解
初心者はCEXから始め、必要に応じてDEXへステップアップする流れの図解

これから初めて暗号資産を購入するなら、まずは国内のCEXから仕組みを覚えていく方法がわかりやすいでしょう。

日本円を使ってビットコインを購入するだけなら、国内CEXの方が手順はシンプルです。
まずは「日本円を入金する」→「暗号資産を購入する」→「暗号資産を保有する」という基本的な流れを理解します。

そのうえで、
「自分のウォレットで暗号資産を管理してみたい」
「CEXでは扱っていない暗号資産を取引したい」
「DeFiを利用してみたい」
「Perp DEXを利用してみたい」
といった目的が出てきたら、DEXについて勉強してみるとよいでしょう。

DEXを初めて利用するときは、最初から大きな金額を動かすのではなく、少額でウォレット接続や送金の仕組みを確認しておくことが大切です。
なお、DEXの利用可否や提供されているサービス、規制上の扱いなどは、サービスや地域によって異なります。利用する際は各サービスの最新情報を確認してください。

どの国内取引所を選ぶかで迷っている方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

サトシ(偽)
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「どちらが優れているか」ではなく、自分の知識や目的に合わせて使い分けるのがポイントですね

まとめ

DEXとCEXの読み方と違い、それぞれの特徴を初心者向けにまとめた図解
DEXとCEXの読み方と違い、それぞれの特徴を初心者向けにまとめた図解

CEXの読み方は「シーイーエックス」、DEXの読み方は「デックス」と覚えておけばOKです。

そして、CEXとDEXはどちらも暗号資産の取引に利用できますが、仕組みには大きな違いがあります。

・CEXはCentralized Exchangeの略で、日本語では「中央集権型取引所」
・DEXはDecentralized Exchangeの略で、日本語では「分散型取引所」
・CEXは、企業が運営する取引所に資産を預けて取引するのが一般的
・DEXは、自分のウォレットを接続して取引するのが一般的
・CEXは日本円の入出金などがしやすく、初心者にも比較的使いやすい
・DEXは自由度が高い一方、ウォレットや秘密鍵などの自己管理が重要

もっと簡単に覚えるなら、CEX(企業運営型取引所)=取引所に口座を作って使うDEX(ウォレット型取引所)=自分のウォレットをつないで使うという違いを押さえておけばOKです。

これから初めて暗号資産を購入する人にとっては、CEXの方が馴染みやすいでしょう。
一方、暗号資産に慣れてくると、DEXやDeFi、Perp DEXなど、オンチェーンならではのサービスを利用する機会も出てきます。

まずはCEXとDEXの仕組みの違いを理解して、自分の目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。

サトシ(偽)
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CEXの読み方で迷ったら、とりあえず「シーイーエックス」。人前で別の読み方を選ぶかどうかは、あなたの勇気次第です

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