先日、イラストレーターをしている友人から、こんな質問をもらいました。
「ねえ、NFTってどうなの?もうオワコンなんでしょ?儲かるの?」
正直、一瞬答えに詰まりました(笑)
「終わった」という声もあれば、「まだまだこれから」という声もある。どっちが本当なんだ、と。
これ、イラストレーターに限った話ではなく、絵を描く人、写真を撮る人、音楽を作る人など、
何かを作って発信しているクリエイター全般に関わる話だと思います。
改めて調べてみると、これ、どちらも半分正解なんです。
このページでは、その「半分正解」の中身を、クリエイター目線も交えながら、正直に整理していきます。
結論:「終わった部分」と「続いている部分」がある
結論から言うと、NFTは「投機として盛り上がった部分」は終わり、「実用として使われる部分」は今も続いているというのが実態です。
以前の記事「NFTとは?」でも触れましたが、
NFTは2021年ごろに世界的なブームとなり、その後は大きく値を下げた時期がありました。
「オワコン」というイメージは、この2021年の熱狂と、その後の値下がりのギャップから生まれたものです。
ただし、それはあくまで「投機商品としてのNFT」の話であって、NFTという仕組みそのものが消えたわけではありません。
「ブームが去った」ことと「終わった」ことは
実はイコールじゃないんですよね
なぜ「オワコン」と言われるようになったのか
2021年当時、NFTは「デジタルアートが数千万円で売れる」というニュースで一気に注目を集めました。
当時は、内容や作家性よりも「話題性」だけで価格がつり上がるようなケースも多く、
いわゆるバブル的な熱狂状態でした。
その後、市場全体の値下がりとともに、多くのNFTプロジェクトの価格も急落。
「結局あれは何だったんだ」という失望感が広がったのが、今の「オワコン」というイメージの正体です。
正直なところ、当時の熱狂ぶりを知っている人ほど「もう終わった」と感じやすいのは、自然な反応だと思います。
実際のところ、今のNFT市場はどうなっているのか
結論から言うと、市場は「話題性で盛り上がる」段階から「実際に使われる」段階へと移行しています。
暗号資産市場全体が調子を落としている局面でも、NFT・トークン化コレクティブルの分野だけが成長しているというデータもあります。
たとえば、実物と交換できるトレーディングカードNFTの市場が、直近で過去最高の取引高を記録した、というようなニュースも出てきています。
このあたりの具体的な数字は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ここで伝えたいのは、「NFT=オワコン」と一括りにするには、もったいない動きが起き始めているということです。
派手さはなくなったかもしれませんが
地に足のついた使われ方に変わってきているんです
それでもクリエイターがNFTを知っておく価値がある理由
「じゃあ、私(クリエイター)には関係あるの?」という疑問にもお答えします。
NFTには、作品が転売されるたびに、作者に一部の利益が還元される「ロイヤリティ」という仕組みを組み込める、という特徴があります。
これは、イラストに限らず、写真・音楽・映像など、あらゆる創作物に応用できる発想です。
一度発表した作品が、自分の知らないところで何度も売買されても、
その度に作者へ収益が入る可能性がある——これは、NFTという仕組みだからこそ実現できることです。
もちろん、「作れば必ず儲かる」というものではありません。
でも、収益化の選択肢が1つ増えるという意味では、どんなジャンルのクリエイターにとっても知っておいて損はない仕組みだと思います。
具体的な始め方や収益化の方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「オワコンかどうか」で判断するより
「自分の作品にどう活かせるか」で見てみると
また違った景色が見えてくるかもしれません
まとめ
NFTは、「投機として盛り上がった時期」は終わりましたが、「実用として使われる部分」は今も続いています。
2021年の熱狂を知っている人ほど「オワコン」と感じやすいですが、
実際には話題性重視から実用重視へと、市場の性質そのものが変わってきているというのが実態です。
クリエイターにとっても、ロイヤリティという仕組みをはじめ、「知っておくと選択肢が広がる」技術であることに変わりはありません。
「もう終わった」で片付けてしまう前に、今の実態を知っておくことが、
これからの判断材料になるはずです。
「終わった」も「まだ続いている」も
どちらも半分正解
だからこそ、ちゃんと中身を知ることが大切なんです



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