これまで2本の記事で、「NFTはオワコンなのか」「なぜ今伸びている分野があるのか」を見てきました。
「NFTってオワコンなの?」では投機から実用へのシフトを、
「トレカNFTガチャ」では市場下落の中での異例の成長を紹介しました。
今回はいよいよ本題、「じゃあ、クリエイターは具体的にどう収益化していけるのか」という話です。
正直、「NFT アート 収益化」で検索すると、煽り気味の情報も多くて混乱しますよね(笑)
このページでは、実際の仕組みに基づいて、誠実に整理していきます。
結論:NFTの収益化には、主に3つの方法がある
結論から言うと、クリエイターがNFTで収益化する方法は、大きく分けて「一次販売」「二次流通ロイヤリティ」「会員特典・コミュニティ」の3つです。
これまでのイラスト販売のように「1回売って終わり」ではなく、
NFTならではの継続的な収益源を作れる可能性がある、というのが大きな特徴です。
1つずつ、順番に見ていきましょう。
「売って終わり」じゃない収益の作り方
これがNFTならではの発想です
①作品をNFTとして直接販売する
一番シンプルな方法が、作品そのものをNFTとして発行し、マーケットプレイスで販売する方法です。
発想自体は、これまでのイラスト販売やグッズ販売と大きくは変わりません。
違うのは、「これは世界に1つだけの本物です」という証明が、ブロックチェーン上で自動的に行われる点です。
海外のマーケットプレイスを中心に、作品をアップロードして価格を設定するだけで出品できるサービスが増えています。
最初の一歩としては、この「一次販売」から始める人が多いです。
②二次流通のロイヤリティで、継続的に収益を得る
そして、NFTならではの一番の魅力が、この「ロイヤリティ」の仕組みです。
作品を出品する際に、あらかじめ「転売されるたびに、売上の◯%を作者に還元する」という設定を組み込んでおけます。
相場としては、5%〜10%程度に設定されているケースが多いようです。
つまり、一度きりの販売で終わらず、その作品が人気になって転売されるたびに、収益が発生し続ける可能性があるということです。
これは、これまでのイラスト販売にはなかった発想ですよね。
「自分の作品が、知らないところで
誰かの手に渡って評価され続けている」
そう考えると、なんだかロマンがありますよね
③NFT保有者限定の特典・コミュニティ運営
3つ目は、NFT自体を「会員証」のように使う方法です。
自分のNFTを持っている人だけが参加できるコミュニティを作ったり、
限定イラストの公開・オンラインイベントへの招待といった特典を用意したりすることで、
「作品を買う」から「作家を応援する」という関係性に発展させることができます。
これは、以前の記事で紹介したSBT(譲渡できないNFT)の考え方とも近い部分があります。
ファンとの継続的なつながりを作りたいクリエイターにとっては、面白い選択肢だと思います。
実際に始めるには何が必要か
ここまで紹介した3つの方法、いずれにも共通して必要になるのが、NFTを発行・受け取り・保管できるWeb3ウォレットです。
以前の記事「Web3ウォレットとは?」でも触れましたが、
NFTの売上(多くの場合、暗号資産やステーブルコインの形で受け取ります)を管理するには、専用のウォレットが欠かせません。
初心者でも安心!デジタル資産・ポイント・NFTをひとつに【HashPort Wallet】
暗号資産・NFT・ポイントをまとめて管理できるアプリを使えば、
売上の管理から、受け取ったNFTの保管まで、1つのアプリで完結できます。
まだ準備がお済みでない方は、「HashPort Walletの始め方」もあわせてご覧ください。
「作品を発表する場所」だけでなく
「受け取った収益を管理する場所」も
最初に決めておくと、あとが楽になります
収益化の前に知っておきたい注意点
最後に、期待だけで終わらないよう、正直な注意点も2つ伝えておきます。
1つ目は、「NFT化すれば必ず売れる」わけではないということです。
これまでのSNSでの発信力や、作品そのものの魅力が土台にあってこそ、NFTという手段が活きてきます。
2つ目は、無断でのNFT化・著作権侵害のリスクです。
自分の作品を無断でNFT化されてしまうトラブルも報告されています。
自分の作品を守るためにも、投稿する場やタイミングには注意を払いましょう。
まとめ
クリエイターがNFTで収益化する方法は、「一次販売」「二次流通ロイヤリティ」「会員特典・コミュニティ」の3つが軸になります。
中でもロイヤリティの仕組みは、「売って終わり」だったこれまでの創作活動に、新しい収益の可能性を加えてくれるものです。
始めるにはWeb3ウォレットの準備が第一歩になるので、
興味を持った方は、まずそこから触れてみてはいかがでしょうか。
「オワコンかどうか」で立ち止まるより
「自分にどう活かせるか」を試してみる方が
きっと得るものが多いはずです



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